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    鑑定・検査業務について

艙口検査

船舶到着時、船舶の艙口および船倉ならびに貨物の積付状態を検査するとともに貨物の状態およびに損傷の有無を検査し荷揚時における貨物の状態を立証します。
また、万一損害が発見された場合にはその原因、損害の程度等を調査し、運送人荷主等関係者間の責任、保険上の問題等を明らかにします。

積付検査

船積みされる貨物が、安全かつ完全な状態で目的地まで到着し得るよう、積付けに対する検査および指導、勧告を行ない船積みが適切であると認められた後、それを立証、証明します。

喫水検査

撒積貨物等の荷揚げに際し、本船の喫水を検査し、貨物の重量を迅速かつ適確に算出し、証明します。

貨物の損害検査

貨物の損害が発生した場合、その処置について適切な勧告をするとともに、損害の程度、原因を明確にし、求償の際の立証を行ないます。

船舶の完工検査、損傷状態および損害額算定検査

海難その他の事故による船体、機関、属具等の損傷状態を船体、機関に関する専門検査員が調査および検査を行ない、その程度、原因を明確にするとともに、損害額を適確に算定します。

船舶受渡時の検査

傭船開始及び終了時または売買に際し、船体、機関、荷役用具、属具、燃料等の状態を検査し、証明します。

P&I損害検査

航海中の荒天遭遇等による船内貨物の損傷(移動荷崩、潮濡)、乗組員の過失による貨物損傷の損害と原因を検査し、証明します。

船体堪航性検査および回航検査

海難を受けた船舶、長期間係留されていた船舶、浚渫船、起重機船等が回航される場合にこれら船舶等の堪航性を検査するとともに曳航等につき安全輸送のため必要な指導、勧告を行ないます。

船価鑑定

船舶の衝突、共同海損又は売買、譲渡、担保、解体、登記その他に関連し船舶等の評価鑑定を行ないます。
船価鑑定は裁判所、海上保安庁、その他の官公庁、船会社、保険会社、銀行等広範囲にわたりご委嘱を賜っております。

共同海損の検査

共同海損の場合、船体、貨物の損傷状態、程度等につき検査を行なうとともに船体の修理、貨物の処理および救助作業等につき必要な勧告をいたします。

コンテナ検査

コンテナの状態を検査するとともに、損害を受けたコンテナに関し、損害の程度原因を明確にし、その修理の指導ならびに修理費の査定を行ないます。

貨物のコンテナ詰め検査

貨物のコンテナへの積み込みに関し、安全輸送のための適切な勧告および検査を行ないます。

貨物の状態検査

貨物の輸出時に貨物が売買契約に一致しているか、貨物が正常な状態にあるか、適切に梱包されているかの検査を行ないます。

鋼材検査

大量の鋼材等の輸出の場合揚地において錆曲損等につき大きなクレームとなるケースが発生します。
クレーム発生時に対処できるよう経験豊富な鑑定人が船積み時に個々の貨物の状態を検査して証明書を発行します。
積載重量トン数鑑定ならびに各種証明。

載貨重量トン数鑑定ならびに各種証明

日本内航海運組合総連合会(内航総連)の指定鑑定機関として、載貨重量トン数の鑑定を行なっております。
また、貨物倉の容積証明など各種証明書も発行いたします。

その他の鑑定検査

上記検定業務のほか、機械、薬品、生鮮食料品、雑貨等の状態検査および見本採取等、貨物全般にわたり正確かつ迅速な鑑定検査を行なっております。

コンサルティング

海事全般にわたり良きコンサルタントとして活動しております。

当社がお取引いただいている主なお得意先は、国内外の損害保険会社、製鉄所、商社、船会社、造船会社、建設会社その他の関連官庁、諸団体を網羅しております。